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健康維持のために”マザー・テレサ効果”を活用しよう

みなさん、エグゼクティブ・サロンにようこそ!
毎日みなさんはエネルギッシュにお仕事に励まれていることと思います。
そのような多忙な日々が続くと疲れが溜まり、免疫力は低下し、健康を損なう恐れも出てきます。
今回は、ちょっとした努力が免疫力をアップさせる”マザー・テレサ効果”についてお話しましょう。

 

(「あるある2」2005年9月4日フジテレビ放送より)

“マザー・テレサ効果”は、1978年にハーバード大学の心理学者デビッド・マクルランドによって発見されました。
マクルランドは、ハーバード大学医療チームと共に、病気(風邪やインフルエンザ)の学生を集め、彼らにBBC制作のマザー・テレサのドキュメンタリー・フィルムを見せ、見る前と見終わった後の免疫システムの状態を比較しました。具体的には、唾液を採取してその中に含まれる免疫ブロブリンA(IgA)の量を測定したのです。
するとほとんどの場合、フィルムを見た後では、IgAの量が著しく増加していたのです。IgAは風邪やインフルエンザのウイルスと闘う抗体ですから、この病気に対する抵抗力が強化されたことになります。
マザー・テレサの愛情あふれる言動を見て心を打たれ、それが脳を刺激し、しいては肉体によい影響を表すことが証明されたのです。効果は1時間くらいしか持続しないようですが、フィルムを見終わった学生たちめいめいに感想を話してもらったとき、さらに数値は上がったそうです。
愛について考えたり、愛する人を思い浮かべたり、いいものを見たり聴いたりして感動したり、はたまた自から行動して感動を与えたり、分かち合ったり、そしてそれらを話すことで免疫力がアップし、健康になれるなんて素敵だと思いませんか。

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